いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会の川栄智章です。
聖書は、神様がお一人しかおられないことを教えていますが、天の父なる神様であり、イエス様も神様であり、聖霊も神様であると教えています。まるで、三人の神様がおられるようです。一人の人は一人の人で、一つの人格しか持っていませんね。しかし神様は、お一人の神様ですが、三つの人格を持っているのです。
しかし、三つの人格があるからと言って、父と子と聖霊の間に、意見の不一致があるということではありません。完全に一致が与えられてます。この教理を「三位一体」、英語では「トリニティ」と言います。三位一体とか、トリニティという言葉は、聞いたことがあるのではないでしょうか。三位一体を正確に理解することは大変難しいことです。そもそも人間の知性には限界があり、無限の神様のことを理解しようとしても、理解することはできないのです。
旧約聖書のヨブ記11章7節8節には、次のように書かれています。「あなたは神を究めることができるか。全能者の極みまでも見ることができるか。高い天に対して何ができる。深い陰府について何が分かる。」
私たちには十分に理解できなくとも、聖書が信じなさいと命じていることを信じることが信仰です。神様は唯一の神様ですが、父と子と聖霊という人格を持たれて、この三つの人格には完全な一致があり、キリスト教会は、この父と子と聖霊に礼拝を捧げているのです。