おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。大宮教会牧師の辻幸宏です。
皆さんが道を歩いていて、うずくまっている人に出会ったとき、どうされるでしょうか? 見ず知らずのその人に声をかける、あるいは、周囲の人に手助けを頼むことは、なかなかできることではありません。むしろ、知らんぷりして、過ぎ去っていくことの方が多いのではないでしょうか。
しかし思い切って、その人に声をかけ、助けることができたとき、心の中は、喜びに満たされるのではないでしょうか。このとき、イエスさまは、「あなたはこの人の隣人(りんじん)、すなわち、となりびととなった」とお語りくださいます。
私たちが、誰とでも隣人となることができ、愛をもって接することができれば、苦しんでいる人を無視したりすることはなく、虐げたり、対立しあったりすることはなくなります。
親しい人、自分の国の人たちだけを隣人とするのではなく、私たちは、国や言葉・民族・身分・性別が異なっても、隣人として受け入れ、助け合うことが求められています。(ルカ10:25-37参照)