いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間番組を担当いたします、東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。一週間、どうぞよろしくお願いいたします。
今月は、イエスの誕生をお祝いするクリスマスがやってきます。イエスの誕生は、私たちにとって大きな恵みです。今週は、イエス誕生の恵みについて、聖書の言葉に共に聞きましょう。
ヨハネによる福音書3章16節です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
イエスは、「神の独り子」です。ですから、神は、イエスを「独り子」として深く愛していました。「独り子」ですから、数ある中の一人ではなく、ただ独りの神の子ということです。神は、このかけがえのない「独り子」を世にお与えになりました。それほどまで、神は、この世をも深く愛されているということです。それは、本来、この世は、神に造られたものだからです。
イエスの誕生は、神がこの世を深く愛していることを示しています。「世」とは、この世界すべてのことです。「世」には、もちろん、あなたも含まれています。「世を愛された」とは、「神があなたのことを深く愛しておられる」ということでもあります。神があなたを深く愛しているということは、イエス誕生において示された大きな恵みです。