ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今週は、詩編の祈りに心を合わせてのシリーズで、今日は詩編63編です。
これも、古代からとても大切にされてきた詩編で、神様への最も親しい語りかけがされているとも言われます。その始まりはこうです。「神よ、あなたはわたしの神。わたしはあなたを捜し求め わたしの魂はあなたを渇き求めます。あなたを待って、わたしのからだは 乾ききった大地のように衰え 水のない地のように渇き果てています。」(詩編63:2)
ここには、渇きが示されています。神を求める魂の渇きです。こういう渇きは、最愛の恋人に会えない日々の切なさにも似ています。それほどに、神に恋焦がれて、渇き求めている。そして、これほどの渇きを覚えるというのは、神を愛し、神に愛される喜びを十分に知っていることの裏返しです。神によって魂を満たしていただく平安と充足感とを、十分に知っているからこそ、それを切実に求めているのです。
そういう魂の平安と充足感は、礼拝で味わうことができるものです。ですから、皆さんにもぜひ日曜日、教会に来ていただいて、礼拝体験をしてほしいと願っています。
では、一緒に祈りましょう。「神様、あなたの慈しみは、命にも勝る恵み。どうか、私たちが渇くことがないように、永遠の命の水を与えて下さい。たくさんの人が、もはや自分の渇きに気付かないほどに、魂がカラカラに渇いているのです。」