おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
皆さんは、大きな、また大切な決断をするのをためらってしまうことはありませんか。私は苦手で、よく先延ばしにしていましたが、そんな私を変える出来事がありました。
私は、牧師として葬儀をとりおこなうこともあります。人の死は、生きていた時間の終わりです。亡くなられた方のご遺族皆さんへ、私は聖書を通して、慰めと希望をお話してきました。でも、確かに人の命は、必ず一度終わります。どんなに有能な人も、立派な人も、影響力のあった人も死を迎えて、灰になります。生きている時間は限られています。
キリスト者は死んでもやがて復活させられる、と聖書は教えるので、死そのものですべてが終わる、という恐怖や虚しさは、私にはありません。そのおかげで、葬儀で人の死に向き合う中で、生きている時間をもっと有効に、神様に誠実に使わなければ、と励まされました。そして、大きな決断もしていこうという勇気が与えられたのです。こうして、私の心は変えられました。
神様は、人に限られた時間をお与えになって、その中で誠実に務めることを求めておられます。限られた命の時間の中で、あなたが大切な決断をできるようにお祈りいたします。