新年明けましておめでとうございます。東京恩寵教会の山中恵一です。
本日1月3日は、眼鏡やコンタクトレンズ業界の方たちにとって特別な日なんだそうです。1月3日の「一」、「三」を、それぞれ「ひと」「み」と語呂合わせで読んで、「ひとみの日」ということで、目の健康について考える日なんだとか。「目」は体の重要器官、そして、とてもデリケートな器官でもあります。
聖書にも、目にまつわる言葉がいくつかあります。その中のひとつに、こんな言葉があります。「主は荒れ野で彼を見出し 獣のほえる不毛の地でこれを見つけ これを囲い、いたわり 御自分のひとみのように守られた。」(申命記32:10)神という御方は、私たちを、自分自身の目であるかのように、大切に扱ってくださる御方なのだ、そう教えられています。
私たちは、小さなホコリや砂であっても、それが目に入り込むと、敏感に反応し、痛みを覚えます。同じように、私たちの人生の中に苦しみや悩みが入り込み、そこで痛みを覚えるとき、神さまは、御自分の目を痛めたかのようにして悶える神さまなんですね。あなたが辛い出来事に心痛める時、神さまはわがこととして、その辛さと痛みとを味わっておられます。そして、私たちが重要な器官である目を大切に守るように、神さまもまた、重要で尊い存在として、あなたを守ってくださいます。
自分は神さまから特別大切に扱われている。あなたの一年が、そのように思える一年となりますように。