おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
ある人が言ったほんのひと言で、それを聞いた人の人生が大きく変わるということがあります。決して多くの言葉数ではない。しかし、そういう「ひと言」というものが、人それぞれにあると思います。それが聖書の言葉であれば、尚更です。
私は、恩師より、「死に至るまで忠実であれ」(黙示録2:10)という聖書の言葉を、教会の入会の際にいただきました。心から「その通りです、アーメン」と思い、今でも大事にしている言葉です。神さまに対して、死の時に至るまで、つまり、この地上の生涯を終える最後の時まで忠実でありたい、というのが私の願いであり、祈りです。
しかし、最近思うことがあります。神に対して忠実であるという事は、実は、人に対して忠実である事ではないのか、こんな事を考えるようになりました。人と接しているその時に、自らの思いや態度が出てきます。聖書の言葉を生きているかどうかが問われる思いなのです。誰とでも、どんな時でも、神と接しているように人とも接したい、こんな思いに導かれるようになりました。
具体的には、今日出会う方をイエス様だと思って、忠実、誠実に向き合うこと。言うは易く行うは難しですが、聖書の教えに少しでも近づけるように、今年も努めていければと願います。