おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
皆さんは、山派ですか、それとも海派ですか。この時期、山も海も気持ちの良い季節ですよね。木々に囲まれた標高の高い所で暑気払いの生活、というのも良いですし、絶景の海でマリンスポーツを楽しむ、なんていうのも良いですよね。皆さんはどちらが好みでしょうか。
聖書の舞台である地域の夏は、昼は気温が40度以上にもなり、雨が降らず、作物も枯れてしまうほどの暑さに見舞われる、いわゆる「死の季節」とも言われています。しかしエルサレムなどは、比較的に標高が高いため、湿度が低く、比較的過ごし易いのだそうです。やはり私たちが住む日本とは、異なった気候です。
そんな時期を過ごすからでしょうか。聖書の地域は、大きく分けて雨季と乾期の二つの季節からなるわけですが、その乾期の終わりの時期、その変わり目が待ち遠しいのだ、と聞いたことがあります。ちょうど雪国出身の方が、厳しい冬の末に春が来た時に、一斉に芽吹く、色鮮やかな春の世界を見て愛でるのに近いのかなと、思わされました。
そう考えますと、日本に四季を与え、季節ごとにその変化を味わえる、神様の大いなる御業を見て愛でることが出来る幸いを思いました。ちなみにですが、私は山も海も好き、夏自体が大好き人間です。