いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会の川栄智章です。
「聖餐式」とはなんでしょうか。
「聖餐式」とは、イエス様が弟子たちと取った最後の晩餐の時に制定された儀式です。イエス様は、弟子たちに、わたしが再び来るまで、わたしを記念し、パンを食べ、ぶどう酒を飲むように命じられました。イエス様を記念するということは、イエス様が私たちの救い主となってくださり、十字架に死なれ、復活されたことを覚えるということです。
聖書には、次のように書かれています。「わたしは命のパンである。あなたたちの先祖は荒れ野でマンナを食べたが、死んでしまった。しかし、これは、天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」(ヨハネ6:48-51)
キリスト教会は、聖餐式を行う度に、十字架に掛けられ、3日目に復活されたイエス・キリストを記念してきました。ですから、聖餐式は、神様が御自分の民と結ばれた契約のしるしであり、証印であるとも言われます。
神様が、恵みの契約によって、教会を罪と死の支配から贖い、解放してくださったことを覚え、感謝し、神の恵みに応答することが出来るように、心を新たにすること、それが聖餐式なのです。